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第五回公開市民講座は無事終了

4月26日(土)都築公会堂にて骨・関節研究会主催、横浜市健康福祉局後援、公開市民講座が開催されました。10時30分より歩き方教室が始まり、和田、渡部両氏による個別指導が好評で、多くの方々が指導され、“歩行の奥深さを感じた”と感想を述べておられました。下肢機能測定も併設され、初めての計測に戸惑いながら、自分の機能評価に、首かしげたり、喜んだりと、悲喜こもごもでした。 講演は、浜松医科大名誉教授の高田先生の”脳は若返る”から始まり、年をとっても脳細胞は増えている。また、脳細胞を増やすには、運動やコミニケーション、生きがい、プラス思考の生き方などが大切との主旨でした。健康は、あなたが主治医だ、との力強い言葉に勇気ずけられた方も多いのではないかと思います。第2部の和田講師より慢性・急性腰痛に対する治療を、リハビリテーションの立場から考察していただき、脊椎外科指導医の大沢先生は、手術治療の立場より実際の手術をムービーで説明していただきました。会場より、質問多数で、予定時間を超過してしまいました。第3部は、骨・関節研究会を代表して大久保医師による、“どこまでよくなる私のからだ”のタイトルで、主に膝、股関節手術治療による、体の改善内容と、運動による体の機能改善効果について説明がありました。多くの患者さんの治療経験に基ずく結果、治療のタイミングや治療前の患者さんの状態により、手術治療方法や術後リハビリを変えていく事などが紹介されました。実際の手術ムービーには、驚かれた方も多いでしょうが、術後の患者さんの動く状態をムービーで見られて、さらに驚かれたと思います。次のセッションでは、退院後の患者さんが、昨年、骨・関節研究会により開設された、体操倶楽部でのエクササイズにて、さらに体の動きをよくなった事を、舞台上で披露して下さいました。難しいバランス運動を含め筋力増強、ストレッチを巧みに並べたエクササイズは、退院後の状態とは思えない体の動きでした。インタビュウでは、他のフィットネスでは敬遠されることが多いが体操倶楽部では安心とか、終わると、とてもからだが楽とか、の意見がありました。インストラクターの渡部さん、山本さん山口さんからも、私たちも会員の皆さんの体の動きが良くなる事に驚きの連続です。とのコメントをいただきました。今後も様々な方の健康を願いまして、骨関節研究会の発展を希望する次第です。
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体は多くの機能の助け合いの場である

私の外来では、名前を呼んでも、なかなか診察室まで、は入れない患者さんがいますが、ある日の患者さんも例に漏れず、名前を呼ばれてから返事はすれど動けず、大変な思いをされて来院された方でした。Ⅹ線撮影で右股関節が脱臼しており、新しい関節を造ろうと、骨頭が骨盤壁にぶつかっている状態でした。脚を動かすと、とても痛くて歩きずらく、脚の長さも4.5センチの違いがありました。腰も痛いというので、腰の状態を診る為、Ⅹ線撮影したところ、腰の骨はかなり曲がり、今にも壊れそうでした。股関節が動かせず、脚の長さが違うために腰が代償作用(補う機能)をしたために生じた結果でした。腰の関節はその曲がりに耐えかねて、捻じれていました。当然、その状況を改善すべく、元凶の股関節を治療しました。骨の移植を行い、筋・腱を延長し、脚を延長して人工関節の手術を施行しました。その結果、関節はあるべき位置に形成され、動きは良くなり、筋力もめきめきついてきました。また、脚の長さも改善し、歩きも格段にスムーズになられました。ところで腰はどうなったかと、Ⅹ線で診ますと、なんと、直っすぐになっているではありませんか。術前では、腰の骨をつなぐ部分が壊れているように見えましたが、手術治療のタイミングが良かったせいか、別なひとのⅩ線像のようになられた事に術者の私がびっくりしたほどです。もうそれから17年の月日が経ちましたが、その驚きを鮮明に覚えています。体は、どこか問題のある場所があると、必ず補おうとします。それが、遅すぎたか、まだ基にもどれるか、難しい判断ですが、そのタイミングは重要です。機能が支えあっている体のことを考えますと、いつも頑張っている人びとで構成される組織のように感じ、いとおしい感慨さえ生じる次第です。

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